1年のうち、アプリの広告単価が最も落ちるのは4月、という話
これは広告出稿側、広告掲載側どちらにも意味のある内容だと思います。
アプリへの広告掲載を行い始めてからはや一年が経ちましたが、
広告売上の大きい時期、小さい時期、というのがあることに気が付きました。
それは、アプリのダウンロード数に影響されるのではないかと思うかもしれませんが
それだけが要因ではないようです。
広告の成果指標として、eCPMという数字があります。
これは広告を1000回表時(インプレッション)した場合に、
何円の広告費を得られたかを表すものです。
広告の内容によっては1000回表示しても1回クリックされるのか、100回クリックされるのかというのは変わってはくるのですが、そう極端に上限するものではありません。
また表示する広告自体、出稿する会社がいなくなるなど、でなくなってしまうと、eCPMの値は参考になりません。
しかし、Nendでは広告が切れることは、システム障害以外では見たことがないです。
よってこのeCPMの値の推移を見ることで、広告単価の高い月・低い月が見えてきます。
下記の2013年1月からのeCPMの推移グラフを表示します。
eCPMだけではなく、広告収益額も4月はガクッと下がったので、この推移に間違いはないだろうなと思います。
やはり夏休み等の大型連休前後にはeCPMは上がる傾向にありますし、年末に向けて
eCPMが上がっていく構図は、年末商戦が一番の稼ぎどきなので、各社多くの広告を
出稿しているという見方もできると思います。
4月は新学期や会社においても期首の所が多いなど、全体的に活発的な活動が
見込めないということなのでしょうか。
逆にいうと、4月は下限の月とかんがえられるので、今後の広告収益の指標として
4月をベースに目標を立てるのも良いかもしれません。
また、広告出稿側としても、4月は競合が少ない(?)とも言えるのかも。